神社の境内で稲わらを干しています。
これは神社のしめ縄や ご家庭の玄関に飾る笑門というしめ飾りを作るためのものです。
神社のしめ縄は氏子さんたちが集まって共同作業で作ります。
氏子さんに限定せず、やってみたいなという方の参加は大歓迎です。
しめ縄は秋祭りの前と正月の前に新しくします。今回は9月23日の8時からです。お昼のお弁当とうどん、ビールつきです。
笑門はご家庭に授与するしめ飾りですが 最初は出来上がったものを購入して 御祈祷して皆様にお分けしていました。
ところが うちの神主さんときたら、購入したものは出来具合が気に入らないから自分で作ると言い出したのです。
これが大変もtもと少し田んぼがあって米作りをしていたので 稲わらがありましたが、それをやめてしまってからは
ワラを手に入れるために 米作りをしている農家に頼んで、ワラを調達しています。
田んぼでワラを集めて車で運んで干して、使えるようにそうじしてと延々、作業が続きます。
それでも最初はたいした数ではなかったのですが 年々人気が出てきて、まだ、稲刈りもしていない頃から予約の電話が入ります。
さすがに予約はお受けいたしません。確約できませんので。
だいたい、12月20日ごろから神社の社務所で授与を始めます。
このしめ飾りは一年間、玄関に飾るものです。家を守る結界であり、出入りする人を祓い清めるものです。
自宅にもちゃんとかけていますが、こういうことの大事さを分かってくれる人が増えているというのは、携わる私たちにとって嬉しいことです。
毎年、しめ飾りもご神札も新しくして、神様に新年のご挨拶と日頃の感謝をのべる、日本人の素晴らしい基本ですね。
神様はバチを与える怖いものではなく、温かい私たちの心の源です。
posted by midori at 23:33|
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